
大船遺跡

太平洋をのぞむ段丘上に立地する拠点集落。深さ2mを超える竪穴建物や貯蔵穴、墓、盛土などがある。祭祀場である盛土には、土器・石器などが累積し、祭祀・儀礼が継続して行われていたことを示す。クジラ、マグロなどの海獣骨や魚骨、クリやクルミなどの堅果類も出土し、沿岸地域における生業と精神文化を示す遺跡である。

垣ノ島遺跡
太平洋をのぞむ段丘上に立地する紀元前 5,000 年頃の集落跡。居住域と墓域が分離したこと
を示す集落である。竪穴建物からは漁網用の石錘(せきすい)が出土し、漁労が活発に行われていたことがわかる。墓からは、この地域に特徴的な幼児の足形を押し付けた粘土版が副葬される例がある
など、当時の葬制や精神性を示す。

国宝・中空土偶
函館市南茅部地区(旧南茅部町)で発見された「中空土偶」は、2007年に国宝に指定された土偶です。南茅部の「茅(カヤ)」と、中空土偶の「空(クウ)」を合わせて、「茅空(カックウ)」という愛称で親しまれています。


函館山砲台跡(北海道遺産)
津軽海峡を望む函館山は明治中期に要塞化が進められ、多数のレンガ壁・コンクリート掩蔽壕(えんぺいごう)跡・5つの砲台跡や観測所跡が残る。大規模の原状を残す軍事土木遺産は全国的にも例は少ない。終戦まで立入制限されたため、今も貴重な動植物の宝庫。ガイド付き見学
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函館/フレックスステイイン函館駅前 禁煙・洋室(バス・トイレ付)



